1970年代に活躍したアメリカの代表的なデザイナー、ロイ・ホルストン・フローイック(Roy Halston Frowick)を描いたドキュメンタリー映画『Ultrasuede: In Search of Halston』が4月30日、米ニューヨークで開催された2010トライベッカ映画祭(Tribeca Film Festival)で上映された。

■サラ・ジェシカ・パーカーも出席

 会場には、「ホルストン・ヘリテージ(Halston Heritage)」のクリエイティブを手がける女優のサラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)も出席。「今夜はすごく勉強になりそうね。とてもワクワクしてるわ!ロイ・ホルストンはまさに伝説的な人物よ。ホイットニー・サンドラー=スミス(Whitney Sudler-Smith)監督が手がけたこのドキュメンタリー作品が、それを証明してくれているはずよ!」とコメント。

 この日ドレスは、残念ながら「ホルストン」でなく、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のものだった。

■ファッション界注目の映画

 上映の前にはヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)のドキュメンタリー映画『Valentino: The Last Emperor』を手がけたマット・タイルナウアー(Matt Tyrnauer)監督を司会に迎えたトークショーも開催。サンドラー=スミス監督は、「ヴァレンティノのような作品を期待しないで下さいね」と控えめに語った。

 ホルストンを知るデザイナーのラルフ・ルッチ(Ralph Rucci)は、ホルストンについて「彼はスタジオ 54(Studio 54)でパーティをし、タートルネックを愛したかなりの奇人だったけれど、あらゆる意味での革新者だったんだ」と語った。

■アフターパーティ

 上映会の後には、ソーホーでアフターパーティが開催。「ホルストン」のヴィンテージドレスを着たモデルのパット・クリーブランド(Pat Cleveland)は、「ホルストンのためのパーティに彼本人がいないなんて残念ね!彼は“良いパーティ”のあるべき姿を作り上げた人よ」とコメント。

 「ドルチェ&ガッバーナ (Dolce & Gabbana)」の真っ赤なドレスを着たメリッサ・ジョージ(Melissa George)と夫婦揃って出席したClaudio Dabedは、「ホルストンの香水を80年代につけていたよ。僕にとってはすごいことなんだ。今は彼のように自分の誕生日にパーティをしているけどね」と笑って話していた。

 デザイナーや編集者など、ファッション界から集まった多くのゲストは、ホルストンをイメージしたカクテルやデザートを片手にパーティを存分に楽しんだ。

(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS

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