インドを訪問しているゲーツ米国防長官は27日、ニューデリーで記者会見し、米国がインドのミサイル防衛(MD)で協力する可能性について検討していることを明らかにした。両国のMD協力は中国やパキスタンなどの隣国を刺激しそうだ。

 ミサイル防衛でインドは既に独自開発の迎撃ミサイル実験を行っているが、まだ初期段階。ニューデリーの軍事筋によると、米側が機密性の高いMDでの協力に前向き姿勢を示したのは、中国の防衛能力がインドに比べ優位にある現状を踏まえ、中印間の軍事バランスに強い関心を持っているためだと分析している。

 核保有国のインドは26日に初めて潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を行い、同様に核兵器を保有する隣国パキスタンの反発を呼んだばかり。

 ゲーツ長官は2日間のインド訪問でシン首相やアントニー国防相らと会談し、インドで左派政党の反対により進展が遅れている民生用原子力協定について「(締結への)時間切れが迫っている」と述べ、インド側に国内の政治問題解決を急ぐよう促した。(共同)

Posted by s916342001 at 痞客邦 PIXNET Comments(0) Trackback(0) Hits(10)