外務省は26日、アフガニスタン東部で同日、非政府組織(NGO)の日本人スタッフ1人が何者かに拉致された、と発表した。政府は首相官邸に情報連絡室を設置するなどして、情報収集に当たっている。

 拉致されたのは現地で農業支援などに当たっている「ペシャワール会」(本部・福岡市)の職員で、静岡県掛川市出身の伊藤和也さん(31)。伊藤さんは平成15年12月から、現地で活動していたという。

 児玉和夫外務報道官は26日の会見で、身代金要求について「あったかどうかは差し控えたい」と述べた。

 外務省によると、伊藤さんは現地時間26日午前7時(日本時間同11時半)ごろ、ジャララバード近郊のダラエ・ヌールで農業指導をしていたところ、アフガニスタン人の運転手とともに拉致されたという。犯行を目撃した現地住民が現地の同会事務所に通報した。

 26日夜(日本時間)になって一時、伊藤さんが解放されたとの情報も流れたものの、確認されていない。

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 カブールの日本大使館は26日夜(日本時間)、産経新聞の電話取材に対し、伊藤さんが解放されたとの情報以外に解放されていないとの情報、さらには解放を否定する情報もあるとし、「伊藤さんの解放は確認できていない」と答えた。

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